研究室概要
食料だけではなく肥料などの生産資材の流通も国際情勢によって大きく左右される中、わが国の食料自給率向上に貢献できる作物生産技術の確立が喫緊の課題となっています。現在は、作物の安定生産に欠かせない窒素やリンの養分に着目して京滋農業への成果還元を意識した環境負荷軽減型栽培の研究に取り組んでいます。今後は、滋賀県のイネ・ムギ・ダイズの3年4作体系における有機農業に関する研究や水田におけるメタン、畑圃場における亜酸化窒素の排出抑制に関する研究など、みどりの食料システム戦略に掲げられた2050年の目指す姿の実現に寄与し得る研究にも取り組んでいきたいと考えています。
お知らせ
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- 2025.6.6
- 作物学研究室のホームページを公開しました。